(引用:セゾン投信公式ホームページ)
こんにちは!
昨日私は、セゾン投信10周年記念セミナーに行ってきました。
セミナーは神戸国際会館セミナーハウスで行われました。
ゲストはセゾン投信から中野晴啓さん。
バンガード・インベストメツ・ジャパンからは小林賢さんです。
お二人とも日本の資産運用のあり方について熱く語ってくれました。
今回はセゾン投信10周年記念セミナーの内容を元にセゾン投信の魅力についてたっぷりご紹介します!
実際にファンドを運用している会社の代表の話を聞くのは、本を読んで知識をつけるのとだいぶ違います。
個人的に大満足となるセミナーでした。
<目次>
セゾン投信の魅力はこの3つ!
中野さんの話を聞いて、これは魅力的だなぁと思ったポイントを3つご紹介します!
<セゾン投信の魅力3選>
セゾン投信に中野晴啓あり!
セゾン投信の魅力といったら、何と言っても中野晴啓さんです!
社長が素晴らしい人だから、会社も素晴らしいのです。
セゾン投信は当初は9億円の純資産額から運用を始めたのですが、今や1850億円を超えるビッグ投信に進化しました。
これは単純にすごいことですよね。
セゾン投信が多くの投資家の愛されている証拠です。
中野晴啓さん自体は1987年に社会人になり、以来数々の資産運用のお仕事に携われたそうです。
個人的に意外だったのは中野さんが凄い苦労人だったことです。
今でこそ、ビック投信の代表ですが、中野さんは何回も人生で失敗しているのです。
まず、1999年には公募投信「未来図」の運用責任者になったらしいのですが、「未来図」一時的に純資産額が跳ね上がったものの資産の流出が止まらず、最終的には運用できなくなってしまったそうです。
その後、さわかみ投信の澤上さんの助けも借りながらセゾン投信の構想を作り上げるに至ったのですが、またもや事件が!
なんと赴任してきた新社長に金融庁から発布された免許を返させられたらしいのです。
さぁ早速運用開始だ!というときなって思わぬ障害に見舞われたのですねー
このような山を乗り越え、今のセゾン投信は運営されているのです。
中野さんって意外に泥臭い人なんだなぁと親近感が湧きました。(笑)
セゾン投信の理念が素晴らしい!
投資家の人は気になりませんか?セゾン投信の理念。
セゾン投信は徹底した顧客主義をもとに、長期国際分散投資を心がけているそうです。
世の為、人の為に!素晴らしいですね!
セゾン投信の凄いところは、理念を実行し確実に実績を上げていることです。
セゾン投信は直販という、他の金融機関に頼らない形式をとっていますが、これも長年の実績と投資家からの信頼があって成り立っていると言えるかもしれませんね。
セゾン投信を良いファンドだと証明する二つの指標!
中野さんの話の中で特に気になった2点を紹介します。
セゾン投信のインベスターリターンについて
さて中野さんのお話で気になったポイントはまず、「Invester Return(インベスターリターン)」についてです。
これは投資家必見の情報です。
インベスターリターンは言わば投信の実力を図る新しい指標です。
セゾン投信はこのインベスターリターンの値がとても高いのです。
どのような指標かというと、その投信で運用を行なっている投資家がどのくらいの運用成績を上げてるのかというものです。
例えば、セゾン投信に投資している人で、セゾン投信だけで資産運用している人は稀でしょう。
他の投信も購入しているはずです。
つまり、セゾン投信のトータルリターンと投資家の運用成績(インベスターリターン)は違うはずです。
そしてこのインベスターリターンを図ることによって良い投資家の投資傾向を知ることできるのです。
要するにインベスターリターンが高い投資家の多くが買っている投信はいい投信だと言えるのです。
セミナー内では実際にセゾン投信のインベスターリターンについて解説がありました。
セゾン投信は「セゾン・バンガート・グローバルバランスファンド」と「セゾン投資の達人ファンド」の2つの投資信託を運用していますが、どちらのインベスターリターンも投信のトータルリターンを上回っています。
具体的には「セゾン・バンガート・グローバルバランスファンド」の10年のトータルリターンは3%ですがインベスターリターンは6%となっています。
また、「セゾン投資の達人ファンド」の10年間のトータルリターンは6%ですが、インベスターリターンは11%です。
つまり良い投資家ほどセゾン投信で資産運用を行なっているということなのです。
セゾン投信は良いファンドであることがインベスターリターンの数値で証明できるのです。
良いファンドには良い投資家が集まるのが必然です。
しかし、セゾン投信のようにアクティブでインデックスファンドを上回る運用成績を上げている良いファンドはまだ少ないのが現状です。
インベスターリターンの普及によって良いファンドを見極めることができるようになれば、国民の資産形成もより確実なものになりますね。
ちなみに、政府もこのインベスターリターンには注目しているようで、もしかしたら今後大規模なインベスターリターンの発表があるかもしれませんね。
セゾン投信の「フィデューシャリー宣言」について
そしてもう1つはセゾン投信の「フィデューシャリー宣言」についてです。
セゾン投信は、日本一の「フィデューシャリー宣言」を行なっています!
フィデューシャリーデューティという言葉を知っているでしょうか。
この言葉の発端となったのは日銀総裁森氏の発言です。
フィデューシャリーデューティは訳すと「受託者責任」となります。
まだ難しいので端的に説明すると顧客本位の業務運営を行うということです。
当たり前といえば当たり前なのですが、これは意外に実行できていない投信会社が多く、これに懸念を評した森総裁が2015年にフィデューシャリーデューティという言葉を使い、顧客本位の業務運営に関する原則を発令したのです。
この森氏のフィデューシャリーデューティとセゾン投信の理念はちょうど合致し、これに武者震いを感じた中野さんは他の投信に先駆け「フィデューシャリー宣言」を行なったのです。
「フィデューシャリー宣言」は言わば、顧客本位の業務運営を行うということを宣言することですから、ちゃんと顧客と向き合う、顧客第一主義の投資であると宣言したということになります。
「フィデューシャリー宣言」からセゾン投信の自信と心意気が感じられますね。
中野さんはセゾン投信のフィデューシャリー宣言について高らかに語ります。
「他の企業にフィデューシャリー宣言と弊社のものとを比べてみてください!」
セゾン投信のフィデューシャリー宣言に対する自信が感じられました。
ちなみにセゾン投信の「フィデューシャリー宣言」は以下のから確認できます。
気になった方は見てみてはいかがでしょうか?
セミナーまとめ
個人的にとても満足のいくセミナーでした。
セゾン投信はとても良いファンド!と心から感じました!
私は、中野さんの考えに全面的に賛成です。
今後もセゾン投信のような素晴らしい投信が日本からたくさん生まれることを望みます。
にしても中野さんはお話がとても上手いですね。
ついつい聴き入ってしまいます。
いやぁほんと熱い人でした!
またセミナーが開催されたら、ぜひお会いしたいです。!
執筆者:マスヤ トヨヒサ(@masutoyo_jp)
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