あなたもこの噂を聞いて調べているところですか?
それは「ビールを飲むと認知症予防になる!」というものです。
私はビールが大好きなので、本当ならとても嬉しいです!
しかしながら、ビールはカロリーも高く、あまり健康的な飲み物というイメージはありませんよね。
事の真相を検証するために、念入りに調べてみました。
気になる方は参考にしてくださいね。
ビールが認知症予防になると騒がれだしたきっかけ
そもそもいつからこんな噂が流れ始めたのでしょうか?
それは2016年12月に日本認知症学会学術集会で飲料大手のキリン株式会社と東京大学、学習院大学の研究チームが発表した画期的な研究成果がきっかけです。
研究チームは
認知症の中で患者の多いことで知られるアルツハイマー病の予防に、ビールやノンアルコール飲料に含まれるホップ由来の苦み成分が効果を発揮する
と発表しました。
これにより、いつしかビールが認知症予防になると世間で噂され始めたのです。
そして2017年7月ロンドンで開催された国際アルツハイマー病学会でキリンホールディングズの傘下の健康技術研究所は正式に「ビールは認知症予防になる」ことを発表しました。
「ビールと認知症に関する」研究発表が画期的だったわけ
実はこの研究発表は、認知症業界ではかなり画期的な発表だったと言われています。
それがなぜかを解説します。
社会問題化する認知症
高齢化が急速に進行している今、その高齢化に比例するかのように認知症の患者は増え続けています。
日本では約460万人以上。
世界では約2400万人以上の患者が認知症を患っています。
今後も、認知症患者は増加の一途を辿ると考えられており、深刻な社会問題となっています。
認知症の治療方法は確立されていない!
厄介なことに、このアルツハイマー等の認知症に効く確実な治療法は未だに確立されていません。
そのために、日々の生活でいかに認知症を予防するのかが大事になっているのです。
このような認知症に対する背景をもとに考えると、キリン株式会社を中心とした研究チームの発表がいかに意義のあるものかがわかります。
つまり、新しい予防策が増えることは認知症の患者を1人でも減らす重要なプロセスなのです。
ビールが認知症予防となる理由
さて、なぜビールが認知症予防となるのでしょうか?
詳しくみていきましょう。
認知症の原因と考えられているもの
現在、認知症の原因として考えられているもの1つとして「脳内に老廃物がたまることによる、認知機能の低下」が挙げられます。
老廃物が脳内に蓄積することにより、脳内炎症につながり、結果として認知症を発症してしまうのです。
これは医学的に解明されたわけではありませんが、かなり有力な説となっています。
ビールに含まれる苦み成分「イソα酸」が認知症予防に!
キリン株式会社によると
ホップ由来の苦み成分「イソα酸」には、脳内の免疫細胞「ミクログリア」を活性化させ、アルツハイマー型認知症の原因物質とされている「βアミロイド」を除去する作用が見られた
ということだそうです。
つまりビール内に含まれる「イソα酸」が脳内の老廃物を取り除き、結果として認知症予防につながるということです。
ちなみにこの「イソα酸」は苦味の強いビールに多く含まれている傾向があるそうです。
毎日ビールは辛い!そんな方には?
いくらビールが認知症予防になったとしても、毎日ビールを飲めと言われたら厳しいですよね。
ノンアルコールビールでも効果があるようですが、好き嫌いはありますよね。
そこで、私はビールから「イソα酸」を摂取する方法ではなく、直接「イソα酸」を摂取する方法を提案します。
ズバリ!サプリメントです。
というわけで「イソα酸」が摂取できるサプリメントを探してみました!
1個だけありました!「フィブロレスポンス」というサプリメントです!www.sapoo.com
こちらのサイトによると、3錠の中に「イソα酸」は約60mg含まれているそうです。
ちなみにビール1リットル内に含まれる「イソα酸」は10〜30mg程度と言われています。
つまり、このサプリメント1錠でビール1リットルの「イソα酸」を摂取できると考えられます。
まとめ
いかがだったでしょうか ?
ビールが認知症予防になること理由が理解できたでしょうか?
信じられないような話ですが、しっかりとした研究成果もあります。
ビールの飲み過ぎには注意ですが、これでお酒の席が少しでも賑やかになるといいですね。
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