2017年9月15日をもちまして私は大学を卒業しました。
学生は今日で終わります。
今は少しばかりの余暇を楽しいんでいます。
明日からは再出発の覚悟で日々精進したいと思います。
今回は、学生時代の振り返りと学生じゃ無くなるということの意味、そして学生に向けたメッセージを送ります。
大学生活4年半を振り返る。
半年休学を挟んだ結果、9月卒業となりました。
ありがたいことに式典では学部生代表に選出していただき、学部の重みを背負いながら本日式に挑みました。
中途半端な4年間
大学生活は4年間半ありましたが、思い返してみれば、最初の4年間半は何事にも中途半端であったように思います。
学生団体に入っては、2年でやめ、3回は適当に過ごし、4回生からは軽音サークルに入るという荒行振り。
煌びやかな学生生活とは無縁の道を歩いてきたように思います。
しかしながら、後悔をしているわけではありません。
これはあくまで私が選んだ道であり、過去を変えることはできません。
充実している今、学生での暮らしはよき思い出となっています。
転機は大学4回生の3月
学生生活の転機は遅く大学4回生の3月。
普通の学生であれば、すでに学生生活を終え社会人になろうとしている時期です。
私は、9月卒業という点と音楽を作るための時間を稼ぐため手っ取り早く稼げるのでは?という楽観的な考えから、就活をせずフリーライターになる道を歩みました。
いっけん無謀に思える挑戦でしたが、このことが私の人生を好転させるきっかけとなりました。
私はこのとき初めて社会の厳しさを知ることになるのです。
詳しく書くときりがないので、この後何があったかは割愛します。
4月からの半年間は人生で一番努力しました。
そして、働くことの意味を知りました。
学生じゃ無くなるということの意味
ふと思います。
学生じゃ無くなることの意味とはなんなのでしょうか?
私なりに考えてみました。
学生は特別な身分
あなたは、学生という身分をどう思うでしょうか?
私は、この春独立するまで、学生は社会的に劣った身分だというイメージがありました。
これはあながち間違いではなく、学生は若く人生経験が不足しているとひとくくりにされてしまう傾向があるかもしれません。
しかし、これは逆に利点でもあるのです。
「学生なのに〇〇をやっている」ということは、すざまじいほどの付加価値を生み出します。
例えば、「学生起業家」「学生フリーランス」等。
稼いでいるかどうかは別として、このような学生は興味の対象として注目されます。
学生という身分は使い方によってはとてつもない武器になるのです。
これを私は、独立して痛感しました。
卒業、それ即ちゼロになるということ
しかし、学生には終わりがあります。
それは卒業です。
「学生起業家」はただの起業家に。
「学生フリーランス」はただのフリーランスとなります。
ただの起業家やフリーランスなどいくらでもいます。
学生という肩書きを失った後、必要となることはたった1つ。
『実績』です。
そして、私はそれを明日より痛感することになるでしょう。
これが卒業、それ即ち「ゼロになる」ということです。
人は生まれた時に1回目の船出を経験します。
そして学生から社会人となる時、2回目の船出を経験するのではないでしょうか。
卒業とは、人生の再出発地点だと考えています。
現役学生へのメッセージ
最後に、これから社会人になる私から、現役学生へのメッセージを送らせていただきます。
アドバイスしたいことは、1つ。
学生のうちに学生というフィルターから大学内だけでなく外の世界をたくさん見てみることです。
学生であるということはとても大きなメリットです。
学校内で勉強に集中するのもよし、サークル活動に精を出すのもいいでしょう。
何かに夢中になるということは非常に大事なことです。
しかし、たまには大学外での交流の場も持ちましょう。
学生として社会人と交流してみましょう。
その繋がりはきっとあなたの人生をあるべき方向に導いてくれるはずです。
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