私は7月2日(日)にあるイベントに参加しました。
イベントのテーマは「不登校でよくね?」。
主催者は私の友達で、不登校を経験したのち世界一周旅行した強者です。(笑)
イベントは大盛況でした。
(「不登校でよくね?」で熟考する私(笑))
さて、このイベントでは主に2つのテーマについて参加者で議論を交わしました。
1つは「不登校はなぜ生まれる?」もう1つは「不登校でよくね?」という点。
ところでみなさん不登校経験はありますか?いきなりでびっくりしますね!笑
実は、私にはあります。
高校の時に半年くらい学校に行ったり、行かなかったりを繰り返していた時期がありました。
まぁ、当時は辛かったと思います。
最近思うのですが、不登校は割と多くの人が経験しているんじゃないかと思うのです。
不登校まで経験しなくても、学校に行くのが嫌になった経験はあるのではないでしょうか。
今回のイベントは不登校について考えるいいきっかけになりました。
イベントの内容を踏まえ不登校についてちょっと語りますね。
Contents
不登校ってなんで生まれるんだろう? そんなの人それぞれでしょ!
まずお話しするテーマは「不登校はなぜ生まれる?」。
イベントではこのテーマについて激しい議論が繰り広げられました。
私は正直このテーマはすごく難しい問題だと感じています。
不登校の原因は様々でしょう、いじめや社会への不信感、裏切りや精神的な病気など、理由は人それぞれだと思います。一概になぜ不登校が生まれるのかという部分に関して特定するのは難しいと思います。
イベント中にも、理由は様々だ!という意見が目立ちました。
ちなみに私は不登校は無くならないと思っています。
人は何十億人といるのです。
行き辛さを感じる人は当然出て来ます。
そこで私は、2つ目のテーマが活きてくると感じました。
不登校でよくね?ー「はい!いいと思います!」
もう1つのテーマは「不登校でよくね?」という点。
ちなみに私は不登校でいいと思います。
不登校は逃げだ!とか自分への甘えだ!とか言っているのは不登校を経験していないから言えるだけの話です。
自分の価値観を他人に押し付けるのは間違っています。
不登校にも不登校なりの理由があるのです。
不登校に理由があるのかどうかは議論の余地がありますが、突き詰めれば何か理由はあると考えています。
ちなみに私の場合は社会への不信感が大きかったと思います。
当たり前であることの気持ち悪さみたいなものを漠然と感じていました。
さて、話を元に戻しますが、私は不登校でいいと思います。
実際にイベント内でも不登校を肯定する意見が多かったです。
イベントで気付いたこと!不登校には二種類ある!
しかし、すべての人にとって不登校でいいわけではありません。
イベント中にこんな意見が出ました。
「不登校には二種類ある。」
- 1つは不登校を受け入れ、不登校に満足している人。
- もう1つは学校も嫌だけど、不登校も嫌な人。
不登校を受け入れているのであれば、不登校で構わないと思います。
自ら困難に立ち向かうのは必ずしも正しいことではありません。人それぞれでしょう。
外の世界に出て行きたくなったら、その時に飛び出してみたらいいのではないでしょうか。
しかし、問題は学校も嫌だけど、不登校も嫌な人です。
この人には助けが必要だと思います。
この状態が一番苦しいのです。
そのことを私は知っています。
私は学校に行きたくない自分を情けなく思う時期があり、誰よりも早く学校に行っていた時期がありました。
誰よりも早くです!誰よりも早く学校に行けば、出来上がったコミュニティに割り込む勇気を払拭できるからです。
学校は基本友達と喋るコミュニティの場所です。
ガヤガヤしてる教室にあまり学校に来ない人が割り込むのはのは辛いですからね。
まぁ長くは続きませんでしたが(笑)
その時に思ったのはわざわざ辛い境地に自分を立たせる必要はないということです。
自責の念はさらに自分を追い込みます。
はっきり言って無理なものは無理です。
辛い思いをするくらいなら不登校になることも構わないと思います。
一番辛いのは学校も嫌だけど、不登校も嫌な状態です。
このような状態に人を見つけたら、そっと手を差し伸べられる人が増えて欲しいと思います。
現在不登校をしている人とその親御さんへのメッセージ
さて、最後に今不登校をしている人とその親御さんに私からメッセージを伝えたいと思います。
青二才が何か言ってるわーくらいの気持ちで呼んでくださいね(笑)
「不登校を経験している人へ」
不登校は全然悪いことじゃありません。
大いに不登校を満喫してください。
しかし、物事をすべて不登校のせいにしてはいけません。
不登校だからを理由にするのはやめましょう。
また、不登校に満足しているのならそれでいいと思います。
しかし、外に出て行くのはあなた自身です。
いつか、あなたが外に出たいと思ったときは自らの力で踏み出すことになります。
物語の主人公はあくまであなたです。
大丈夫です。
あなたを助けてくれる人はあなたのすぐ近くにいます。
「不登校経験者の親御さんへ」
自分の価値観を子供に押し付けることはやめましょう。
それは子供を余計に苦しめるだけです。
大丈夫です、あなたの子供は不登校から立ち直る時が必ず来ます。
辛抱強く待ってあげてください。
そして、子供が不登校から外に飛び出そうとする時、そっと手助けをしてあげて下さい。
子供の一番の味方、それはあなたです。
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