奨学金をどのように返済しようか、お困りのところでしょうか?
2017年7月20日、日銀は物価上昇率2%の達成時期を「2019年度のごろ」と1年先送りにしました。
つまり、マイナス金利政策はまだまだ続くということです。
マイナス金利政策は第二種奨学金受給者には嬉しい政策です。
今回はマイナス金利政策中に奨学金を返済する時に、おすすめな返済方法を解説します。
Contents
1. マイナス金利政策が続くと奨学金の返済額が少なくて済む・・・
マイナス金利政策は奨学金(第二種)の受給を受けている人にとっては有利になる政策です。
奨学金は受給が終了してから6ヶ月後に返済が始まります。
ちなみに返済額には最高3%の返済利子が付きます。
嬉しいことに、現在マイナス金政策影響で奨学金の返済金利がとても低くなっているのです。
つまり、借りたお金を返済する際、ほんの少しの利子のみで済みます。
2. マイナス金利政策の今、奨学金の返済は利率固定方式がおすすめ
奨学金には、利率固定方式と利率見直し方式の2種類の返済方法があります。
マイナス金利政策の今、利率固定方式の方が圧倒的に有利です。
平成29年度4月からの利率を見てみましょう。
(引用:日本学生支援機構「平成29年度貸与利率一覧」)
現在、利率固定方式を選択し、月額返済にした場合、毎月の返済にかかる利率はたったの0.27%です。
利率だけでみたら利率見直し方式の方が安いですが、利率見直し方式は5年毎に、その時の金利が適用されます。(金利の見直し)
利率見直し方式は5年以内に全額返済を予定している方には有利ですが、普通の方は15年〜20年かけて返済するでしょう。
マイナス金利がいつまで続くかわからない今、利率固定方式にしておく方が無難でしょう。
3. 結局、マイナス金利政策っていつまで続くの?
マイナス金利政策は奨学金受給者には嬉しいですが、いつまでまで続くのか気になりますよね。
返済時、金利が低い方がいいですもんね。
残念ながら、いつまでマイナス金利政策が続くかはわかりません。
しかし、今回日銀が物価上昇率2%の達成時期を「2019年度のごろ」と1年先送りにしたことで2018年中旬までマイナス金利政策は続くと予測されます。
2018年3月卒業の人はひとまず安心といえるでしょう。
4. 私も多額の奨学金を返済中・・・
私は大学の教育費のために多額の奨学金を借りており、その返済を2018年の4月から行なっています。
返済金利が上がることにビクビクしていましたが、ちょうど金利が低い時でまだましな状態です。
しかしながら、社会人になって気づきますが、毎月の固定費が多いのはとても負担です。
もし、この記事を奨学金を借りる前に見ているのでしたら、借りないという選択肢を考えるもの良い選択でしょう。
ぜひ、ご検討くださいね。
コメントを残す