(引用:Sony Bank GATE – 投資型クラウドファンディング|ソニー銀行)
ソニー銀の投資型クラウドファンディングサービス「Sony Bank GATE」についてお調べ中でしょうか?
ソニー銀行株式会社が2017年8月8日(火)より「顔の見える新しい形の資産運用」×「挑戦企業への共感・応援」をコンセプトに「Sony Bank GATE」のサービスを開始ました。
どのようなサービスなのかや、どのようなメリットやデメリットがあるのかを解説します。
Contents
「Sony Bank GATE」とは?
「Sony Bank GATE」は投資型クラウドファンディングサービスになります。
(引用:はじめてのかた| Sony Bank GATE(投資型クラウドファンディング)|ソニー銀行)
ファンド(資金集めのプラットフォーム)の設立から投資先企業の選定までを一貫して「Sony Bank GATE」が行います。
ちなみにこれは銀行としては初の試みです。
ピンとこない方も多いでしょうから、順を追って説明します。
投資型クラウドファンディングとは
投資型クラウドファンディングとは、「金銭的リターンがある」クラウドファンディングです。
クラウドファンディングという言葉をご存知の方も多いでしょう。
国内では「Campfire」なんかが有名ですよね。
その多くは「寄付型」や「購入型」と言われ、クラウドファンディングが成功しても、金銭的なリターンは望めないのです。
対して投資型クラウドファンディングでは、出資した企業の収益に対して一定額の配当金を受け取ることができます。
つまり、金銭的リターンがあるのです。
「Sony Bank GATE」にメリットは?儲かるの?
「Sony Bank GATE」のメリットは次の4点考えられます。
- 一般の投資家でもベンチャー企業や新規事業に投資できる
- 事業がノリに乗ったら、大きなリターンを獲得できる
- プロシェクトの進行状況を見守れる
- なんと手数料は無料!
一般の投資家でもベンチャー企業や新規事業に投資できる
「Sony Bank GATE」の画期的な点は、より一般の投資家でもベンチャー企業や新規事業に投資が可能になったことです。
今まで、ベンチャー企業や新規事業への投資は一部の投資家に限定されがちでした。
それが「Sony Bank GATE」を使い一般公開されることにより、誰でも将来性のある企業投資できるようになったのです。
事業がノリに乗ったら、大きなリターンを獲得できる
投資した事業がノリに乗って大躍進を果たしたら、大きなリターンを獲得できます。
基本的に投資型クラウドファンディングの金利は高めに設定されているために、5%以上のリターンを毎月分配金として受け取ることのできる事業も出てくるでしょう。
少なくとも低金利の今、預金よりは高いリターンを得られるでしょう。
プロシェクトの進行状況を見守れる
「Sony Bank GATE」にはユニークなポイントがあり、なんと投資した企業の事業状況を活動レポートページやSony Bank GATEのFacebookページから確認できるのです。
また、年に一回、事業の決算内容もお知らせとして受け取ることができます。
投資した事業がの進行状況がわかるのは嬉しいですね。
なんと手数料は無料!
「Sony Bank GATE」では口座開設やお申し込み、分配金の受け取り時に手数料がかかりません。
つまり無料です。
これは銀行だからできるのかもしれませんね。
(引用:はじめてのかた| Sony Bank GATE(投資型クラウドファンディング)|ソニー銀行)
「Sony Bank GATE」のデメリットは?
「Sony Bank GATE」のデメリットも気になりますよね。
もちろんデメリットはあります。
「Sony Bank GATE」のデメリットとして考えられるのは次の3点です。
- 元本割れリスクがある
- 事業が失敗したら、リターンはなし
- 事業計画に変更が加わるケースも
元本割れリスクがある
投資型クラウドファンディングでは損失を被ることもあります。
事業が成功すれば、期待以上のリターンを受け取ることもできますが、その逆も然りです。
「Sony Bank GATE」を使い投資を行う場合は、事情内容をしっかりと吟味する必要があります。
事業が失敗したら、リターンはなし
事業全てが成功するわけありません、それどころが債務超過の陥るケースも少なくありません。
企業が破産になんてなったら、分配金どころではありません。
事業計画に変更が加わるケースも
当初計画した通りの事業が進めばいいですが、そうとも限りません。
競合他社等の影響により、事業の大幅な見直しがされることもあるでしょう。
このような場合、あらかじめ決められていたリターンを受け取れなかったり、最悪事業自体の打ち切りもあり得ます。
「Sony Bank GATE」の評判は?
「Sony Bank GATE」の評判って気になりませんか?
いくつか集めてみました。
ソニー銀、クラウドファンディングに参入 – いいね!不動産クラウドファンディングも出てきているから、その配当金の受け皿としての銀行もありだし、これから楽しみ。 https://t.co/9yEKNT0YAh
— えぶ (@callmeebu) 2017年8月8日
まだ、パッと出のサービスなので、実態はわかりませんが、今後楽しみなサービスですよね。
意外なところから株式投資型クラウドファンディング|ソニー銀、クラウドファンディングに参入:日本経済新聞 https://t.co/trfHPtVETT
— F Ventures両角@大阪 (@ryokado) 2017年8月8日
ですよねー
私も初めニュースを見たときはマジかと思いました。
これはびっくり。将来有望なアーティストやバンドは、会社を設立してしまった方が資金調達がしやすい時代になってきそう。
ソニー銀、クラウドファンディングに参入:日本経済新聞 https://t.co/wPss660mSs
— 西尾周一郎@Audiostock (@nishiocf) 2017年8月8日
このような意見も!
これは一理ありますね!
「Sony Bank GATE」で取り扱う事業の審査はもちろんソニー銀行が行うので、うまくいけばそのままソニーに取り上げてもらえるかも?
「Sony Bank GATE」の真髄は理念にあり!
冒頭でも少し紹介しましたが、「Sony Bank GATE」は「顔の見える新しい形の資産運用」×「挑戦企業への共感・応援」をコンセプトにしています。
「Sony Bank GATE」の革新的な点は、銀行が行うクラウドファンディングというよりかは、「資産運用」、つまり個人の資産形成の手段としてクラウドファンディングを取り上げた点にあります。
国も現在「貯蓄から資産形成」に動き出しています。
「Sony Bank GATE」のような新しい資産形成の方法が出てきてもいいでしょう。
儲けより、事業を応援するというスタンスは投資の本来あるべき姿ですよね。
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